やすゆきの法則

1999年9月、私に足りないものはパソコンとその操作技術だけでした

プリンタは息子に貰いました。

スキャナはUSB接続のを買いました。

 

ハードウェアの法則

○ キーボードの原料には強力な局部麻酔剤が含まれている ○

○ ディスプレイは催眠術師が組み立てている ○

○ ホイールマウスには肩こりの呪いがかかっている ○

○ 本体の中には悪魔を一匹入れることになっている ○

(ゴキブリが住みつく頃、悪魔はいなくなるそうだ)

○ 電源ボタンは操作中に押してみたくなるところにある(カバーをつけろ) ○

○ 高価な買い物をすれば一週間以内に驚くほど安くなる ○

○ パソコンと我が家の冷蔵庫の中は理解も記憶もできない異次元空間である ○

○ 長く使わなかったインクジェットプリンタはあわてず騒がずクリーニング ○

○ スキャナのヘッド固定を解除し忘れるとドライバをインストールできない ○

  ○ CDの裏表を間違って挿入する人はめったにいない(こともない?) ○

 

ハードウェアの法則(中級編)

○ パソコンが分解組み立てしやすいのはゼンマイを使っていないからだ ○

○ 内部に額の汗を落とさないように注意するとそのかわりにネジが落ちる ○

○ 落ちたネジはマザーボードの裏側へ行くのが好きらしい ○

○ ネジを取り出すために本体を逆さにするとほかのものが落ちてくる ○

 

ソフトウェアの法則

○ すべての解説書には読まれることを防ぐための工夫がしてある ○

○ たとえば3ページ目に睡眠導入剤をふりかけるとか ○

○ 解説書は最も理解を妨げる手順で記述されている ○

○ 私は天才かもしれない。開発者が思いつかない失敗ができる ○

○ 他人が操作しているソフトだけがいつも正しく動作する ○

○ 私は他人の期待を推測してある程度それに応えるとこができる

しかし私のパソコンは少しも私の期待を知ろうとしない  

○ 窮地に陥って電源を切るときのための呪文を一つは覚えておこう ○

(但し、やすゆきは現世の利益のための祈祷やまじないは行いません)

○ 何事も必要性が少ないほど上達が早い ○

○ 簡単な説明は家に帰った頃に忘れている ○

○ 難解な説明はその場で耳の穴を通過する ○

 ○ 誰もがすべてを知っているかのように説明する ○

○ さもなくば(たぶん本人が知らないとき)私を混乱させて逃げる ○

○ 横着と手抜きの工夫が上達の基本(ただしウラン取扱時を除く) ○

○ 「カット・アンド・ペースト」という言葉を多発する人がいたので

  何度もカット&トライしては半田付けするドジな人だと思っていた ○

 ○ 苦労して完成させた帳票はすぐに壊れたり行方不明になる ○

○ 一方、ゴミファイルはいつまでも元気に残っている ○

○ パソコンに限らず、失敗のダメージは失敗に要した時間に反比例する ○

 ○ かと言って、失敗を心配しすぎると全く進歩しない(私のこと) ○

 

ソフトウェアの法則(中級編)

○ 思いつきではうまくいかない ○

○ 論理的にやるともっと悪い ○

○ 具合が悪いファイルを削除するとシステム全体の具合が悪くなる ○

○ 修復作業はたいていの場合さらに事態を深刻にする ○

 ○ うまくいかなければヤケになれ。破局までの徒労を短縮できる ○

 

メールの法則

○ 失敗したかなと思うメールは失敗している ○

○ うまくいったと思うメールはもっと失敗している ○

○ 失敗すればよかったメールだけが正しく届く ○

 ○ 失敗は自分以外のすべての人に知れ渡る ○

 ○ 返事に苦労するメールは団体でやってくる ○

最近、メールが少なくなった

 

猿が桜の木から落ちる法則(実話)

○ つかまっている枝を切れば、枝も自分も地面に落ちる ○

○ 直後に自分の横に刃物が落ちてくる(これは怖い) ○

○ 落ちるとしばらく息ができない ○

○ 釈安行でもニュートンの法則からは逃れられない ○

 

山の法則

○ 凍った三嶺の池の上でセルフタイマーを使ってはならない ○

○ さもないと無残に滑って転んだ自分の靴底の記念写真ができる ○

○ 欲しいものはたいてい必要ないものだ ○

○ 故に私のハンワグの山靴は重すぎる ○

○ 今使っているのと違う種類の燃料を使うストーブを買いたくなる ○

○ 買ったからこそ必要なかったことがわかる ○

○ 何にでも使えると書いてあるものは何にも使えない ○

○ 予備電池は必要なときに放電してしまっている ○

○ 道具が全部揃うと行動回数が減る ○

○ 天気予報。カッパを着ると雨は上がる ○

○ カッパの上着だけを着たときは土砂降りになる ○

○ 「せっかく来たんだから」は後悔の始まり ○


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